SSブログ

MathJaxをもう少し [TeX-metapost]

複素数っていうのは,実数$a,\ b$があって,$i^2=-1$を満たす虚数単位$i$に対して \[ z=a+bi \] で定義される数。 演算は$ z=a+bi,\ w=c+di $に対して,加法と乗法は \[ \times \] \[ z+w=(a+c)+(b+d)i ,\ z \times w=(ac-bd)+(ad+bc)i \] となるので, \[ z+0=0+z=z,\ \ z\times 0=0\times z=0 \] \[ z\times 1=1\times z=z \] が成り立ち, \[ z+(-z)=(-z)+z=0 \] \[ z\ne 0のとき,\ z\times\frac{1}{z}=\frac{1}{z}\times z=1 \] も成り立ち,複素数体$\mathbb{C}$が定義されます。 特に乗法の逆元$z^{-1}$については, \[ z^{-1}=\frac{1}{z}=\frac{1}{a+bi}=\frac{a-bi}{a^2+b^2} \] ここで,複素数$z$の大きさを$|z|=\sqrt{a^2+b^2}$, $z$の共役複素数$\overline{z}$を$\overline{z}=a-bi$と定義しておけば, \[ z^{-1}=\frac{\overline{z}}{|z|^2} \] となります。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

MathJaxのつづき昔作ったやつ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。